ザ•キャプテンズ 2022.2.23 下北沢ReG アデュー!ジャッキー!の感想!
昨日はザ•キャプテンズのジャッキーのラストライブでした。
(ブログ書き切る頃にはおとといになってるかも)
ジャッキーらしい素敵なラストライブでした。
どこまでも楽しかった。最後っていう寂しさを感じない楽しいセトリや雰囲気。しんみりした空気を敢えてぶっこわす、ジャッキースタイル全開のライブ。
MCや話していたことは仕事をしながらふと思い出したりしているので修正や追記はあると思うのですが、思ったことを記録しておきます。
◇セトリについて
MCの中でギターのフレーズが多く…など傷彦さんが紹介してくれた通り、
ジャッキーのギターがかっこいい曲や見せ場のある曲、エレキギタージャッキーの素敵な姿を見れるセトリでした。
※ボーカル傷彦さんがツイッターに上げていたのをお借りします。
※傷彦さんのツイッターフォローしてね!
傷彦(ザ・キャプテンズ)@ソロAL発売中 (@captains_kizu) | Twitter
ギターもジャッキー全部詰め。
恋のスナイパーのようにかっこいいスタイルやハートにピットインみたいな楽しいスタイル、黄昏流星群のような泣きのギター…ジャッキーの魅力が炸裂してました。
恋のスナイパーではジャッキーが最後いつもより多めにお客さんを撃つ!撃つ!撃つ!
メンバーも撃つ!トールくん撃つ!テッドさん撃つ!傷彦さん撃つ!一人一人丁寧に撃つ!!!
すごくサービス精神旺盛でした。
私も撃たれました!!(妄想です)
そしてメンバーみんながほんとに楽しそうに演奏し、歌い、踊っている!
幸せの塊のようなライブでした。
コロナでなければファンが全員「サイコーーー!!!」と叫び地割れが起こるくらい最高。
大声が出せない環境は残念ではあるけど、地面が割れなかったのでよかったのではと思う。
そんなこんなで駆け抜けていたら傷彦さんから次が最後の曲ですと告げられる。
本当に信じられない。ここは亜空間なのか?と思うくらい時の流れが早かった。
最後はさらば夕焼け。
なんども節目の時に聞いていた、卒業式の最後に歌う合唱曲のような歌。
「ああ さよなら さようなら愛する人よ
明日になればまた陽はのぼる だから今はさようなら」
みんなで最後の歌詞をジャッキーに置き換えて歌っていたのですが、やっぱりまだ信じられなくて。でもジャッキーの卒業は目の前にあって。
キャプテンズのライブは贅沢なことに何度も見ていて、いい意味で自分に馴染んでいたから。
だから、もうこの体制でのキャプテンズがないこと、ジャッキーがもういないことを愚かながら最後の曲で思い知った。
だけど、コロナ禍の中みんなで同じ空間を味わいながら大好きな人を送り出せるってそんな贅沢なことはない。本当に有難いなと思う。
◇アンコール
アンコールではジャッキーから一言。
ここで、ジャッキーが「今日は…何も用意してきてないわけではなく、手紙を書いてきました」とクリアファイルに入ったA4用紙を取り出します。
そこに綴られているのはジャッキーの見ていた夢、ファンの人やメンバーであるトールくん、テッドさん、傷彦さんとの思い出と感謝。そして新たな道を進む決意。ファンの人やメンバーへのお祈りフレーズ。
手紙の詳細はまた後で更新するとして、世界一優しい祈りがそこにありました。就活生が受け取るお祈りメールは全部ジャッキーの言葉になればいいのにね。
ジャッキーが抜けた後、キャプテンズはまだまだ活動していくことを傷彦さんが宣言します。
「武道館にみんなをいつか、いつか…なるべく早く連れていくからね!」
傷彦さんはいつも困難を見せない。いつもファンに夢を見せてくれる。そんな傷彦さんが心配で大好きでずっと応援したいと思った。
ジャッキーもサクラで参加するらしいので、いつか武道館、やってほしい。私もサクラ並みにキャー!って叫ぼう。
そして、アンコールで歌う本当に最後の最後の曲はジャッキーの作った「あの虹を見に行こう」
本人のセルフライナーノーツにはこう記されている。
14.あの虹を見に行こう
作詞作曲ジャッキー。
今はまだ辛いこと、涙を飲むことがあっても、負けないで歩き続ければいつか報われることを信じる曲。
自分たちへの曲でもあり、みんなのための曲でもある。
あの虹を見に行こうを聴きながら私は思った。
「この夢のような時間が終わらなければいいのに」
その時にふと、ジャキゴラムを思い出す。
ジャキゴラムの中に「夢の中の禁止事項」というコラムがある。
ジャッキーが寝てる時に夢を見ていて、
「ずっとこの夢から覚めなければいいのに」と思った瞬間、夢が醒めていった話。
時々ジャッキーをみていると「夢」というワードが出てくる。将来の夢もそうだし、寝ている時など現実と違う世界の夢の話をすることもある。
2017年の古河spidersでのワンマンも、「夢と現実」ってタイトルだった。
彼にとってキャプテンズはまさに夢そのものだったんじゃないだろうか。
リアルワールドに生きるジャッキーの本体「xx xx」は、ジャッキーという姿でずっと夢を見ていた。
(リアルワールドでの名前は「ジャキ山 ジャキ夫」と仮定)
一度、その現実の姿ジャキ山とジャッキーが統合したのが2017年の古河でやったワンマンライブなのだろう。
彼は夢と現実を両立させながらこれまで生きていた。
そして今回は、その夢に区切りをつける時。
夢にはいろいろなものがある。嬉しい夢、悪夢、変な夢、すごく現実味のある夢…。
夢が醒めて訪れた現実に嘆く日もあれば、安堵する日もある。
楽しい夢は醒めないことが幸せなのだろうか。
夢から目を覚ました時に、そこにあるのは悲しみなのだろうか。
多分、そんなことはない。
夢から目覚めるのは別に悲しいことなんかじゃない。
現実だって楽しいことがある。見ようと思えばいくらでも夢をみることができる。将来の夢でも寝ている時に見る夢でも。
ジャッキーは、これからまた別の夢を見るんだ。
また素敵な夢を見るために、一度キャプテンズという夢から離れるってそれだけ。
だから全然、悲しいことなんかじゃない。むしろ素敵なことじゃないか。
最後のステージだってその決意や感謝、明るくいってきます!の気持ちがこめられていた。
あくまで明るく、誰も取り残さないような楽しい時間を創ってくれた。
それを感じた時に私も、一つの夢の終わりは嘆かわしいことではなく新しい夢を見る素敵な機会なんだと思えたし、そんなジャッキーを全力で応援したいと思った。それに私も、自分の人生もっと頑張ろうと思えた。
だから最後に茨城県古河市出身のジャキ山さんへ、ザ•キャプテンズエレキギター担当ジャッキーへ、
一ファンからこの言葉を伝えたい。
いい夢見ろよ!
アデュー!
≪ブログのブログ≧
※ジャキゴラムの真似
ジャッキーと一緒に夢を見れて楽しかった。いや、一緒なのか?一緒っておこがましくない?
夢が、シンクロしてたんだと思う。ステージにいたジャッキーと客席にいたファンのみんなで同じような夢をみていた。ジャッキーやキャプテンズの見た夢は、私の夢だった。
ジャッキーの熱い夢を見れて、応援できて楽しかった。
すごく幸せだった。
いい夢だった。
ジャッキーありがとう。