ささくれになりたい

塚田くんのささくれになりたい塚田担、最近トラジャが気になる。懐古したり、妄想したりします。

社会人になり好きなバンド、ギタリストを追いかけた五年間

 

もう年度も変わり環境が変わった方や新社会人の方もいるかと思います。

私は4月でもう社会に出て五年生になりました。

 

それと同時に社会に出る直前くらいに好きになったバンドのライブに通い始めて5年になろうとしています。

 

そう、私の社会人として過ごした時間は好きなバンドと重ねていった思い出や時間ということにもなります・・・

 

そして、社会に出て躓いてばかりだった自分を支えたのもそのバンドの奏でた音楽であったり、ライブの時間であったり、大好きなギターの人の存在、言葉、想い出なのです。

 

私がそのバンドに出会った時、ギターの人を好きになったとき、私はまだ学生で髪型もアシメにメッシュで、青とか紫のカラコンを着けていて、スカートは穿かず、男の人のような恰好をしたり蜘蛛のピアスをしたり蹴ったら人を殺せそうなブーツを履いていたりした。

 

その時ギターの人はきのこっぽいボブヘアーで、ライブでも歌うことも話すこともなく、黙々とギターを弾いていた。

 

ライブの終わりには、そのバンドはファンとの距離が近くて話をすることができた。ライブに行ってから数回、勇気を出して彼に話しかけた時のことを今でも覚えている。帰りに泣きながらお母さんに「話ができた、生きててよかった」と報告し、母に呆れられたことも。

 

 

それから五年、私も社会人になり蜘蛛のピアスは封印し、かつて「絶対着ない」としていた女っぽい恰好やスカートを穿くようになっていた。生まれてからずっと彼氏ができたことがなかったけれどこの五年間の間にできた。別れたけれど。社会に出て、何度も辞めちまえニュアンスのことを言われていたけれどなんとか仕事を続けることができている。

 

ギターの人も、いつの間にか歌うようになったりMCで物販の紹介をしたり、自作の曲を発表するようになった。なにより、ギターのパフォーマンスが変わった。 

 

曲に合わせて佇まいや表情も変えるようになったし、ギターの音色にも変化が生まれた。バンドの追加メンバーとして加入した彼はそれこそ、はじめは弾くことのできる曲のバリエーションも少なかったのだろうし前のギタリストと比べられる部分も沢山あっただろう。私もバンドに出会いたての時に買った以前の編成の音源と、ライブの音源はやはり違うものなのだな、と思うことがあった。

 

だけれど、五年という時間で彼はバンドの音色を自分のものにしてしまった。彼にしかできないアレンジが沢山加えられていった。新しく出る曲のギターの旋律も「攻めてる」ものが増えた。

 

ライブに通うにつれて彼のギターはよくなっていった。努力をし、望む姿を手に入れていく彼をみて、私も仕事を頑張ろうという気持ちに何度もさせられた。

 

好きになってすぐにいったライブで彼のギターの音が出なくなるトラブルがあった。その時はすごく不安そうな顔で見ていた(・・・らしい。ベースの方に「不安そうにみてたでしょー!心配してくれてありがとうね!」と物販で言われた)

 

けれど、この前のライブではボーカルの方のギターの音が出ないトラブルをさっと解決していて感動した。

 

それと同時に自分がなんとなく過ごしていた五年間で彼はどれだけライブをやって努力を重ねてきたんだろうと思っていたら自分のだめっぷりに悲しくもなったw

 

 

ライブ後に物販でお話をしたときにも沢山、助けられた。

 

仕事や仕事での人間関係がうまくいかなかったときに、ライブ終わりになんでだか、「仕事が出来なくて悩んでて・・・」と言ったらギターの人が「仕事が出来る出来ないで人間性を決めるヤツはクソだ」と言ってくれたことがある。

 

まさか、そんな言葉をかけてもらえるなんて思っていなくて雷が直撃したような衝撃を受けた。

その言葉は5年間、要所要所で躓いていた自分を助けてくれた。ただライブに行ってるだけの自分にそんな言葉をかけてくれる優しさにすごく、すごく救われた。

 

 

っていうかもうそんな前置きはいいとして私の大好きなギタリストは!!ギターの人は!かっこよくて可愛くて優しくて変わってて面白くて最高なんだよ!!!!!!!って!!!!!!!!話!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

もちろん音楽も最高なのだけれど好きになって5年記念というかまぁ、そういう思い出話です。グループサウンズが好きな人はザ・キャプテンズというバンドなのでぜひ聴いてください。ハートにピットインと、メロメロがおすすめ!!!

 

 

 

 ライブに通い始めて5年、物販で話をする時もまだ緊張しているし敬語なのだけれど毎回手紙を渡し続けていて私の情報は昨日の夕飯からなにからなにまで提示しているからもう友達気分でもいいよね!?!?って思い続けてるけどやっぱり緊張していて、でもこの前、ブロマイドにサインをしてもらった時に!!!!ついに!!!!名前を!!!さんもちゃんもなしに!!!!!書いてもらいました!!!五年間!!!さん付けだったのに!!!!!

 

 

アイドルやバンドマンはものの試しに呼び捨てでサインを書いてみるといいです。わたしは本当にうれしかったです。その後仕事でなにがあっても頑張れたし生きていけると!!!!思った!!!!!!

 

アイドルやその、好きな人の存在ってすごくて、まず見ているだけでうれしいのに話ができるだけでもう頭がおかしくなりそうなくらい嬉しいわけですよ。

 

 

 

 

って所まで書いて飲み会に行ったんだけどいい感じに酔っ払ってるからこの勢いで書くね

 

もう大好きなジャッキーとの出会いから書くね

 

 

まずバンドとの出会いは対バンで、別のバンド目当てで見に行った時のことなんだけどこの時あまりにお金が無すぎてワンドリンク支払ったら家に帰れないんじゃないかぐらいの勢いだった。

 

学生だったしお金がなすぎたし卒業研究もあったかなにかで行かないことも考えてたけどなんとなく行ったライブだった。

そして目当てのバンドが終わって最後にキャプテンズなんだけど結構疲れてたからこのまんま帰ろうかとも考えてて、でも、なんとなーく、いた。

 

ちなみにライブ会場入る前「失神」って書いたTシャツ着てる男性が沢山いてそっち系の怖いバンドなのかと思っていた。

 

 

そしたら始まってみたらなに!?!?全然○翼じゃない!!!!すごく楽しい!ユズヒコさま!!!!!?????

(この時まだ「傷彦」を「ユズヒコ」と空耳していた)

 

もともとグループサウンズ好きだった私は「世界で一番大事な言葉をあげるよ…愛してるよ!!!」と叫び失神する傷彦様の世界観に感動し、あのハッピーな世界観のライブにのめり込んだ。

ドラムソロの時にファンの方が全員座ってみんながドラムのヨースケさんを見れるようにしているのもすごく好きだな、と思った。キャプテンズのファンの方は素敵な方だらけで、こんな素敵な人になりたいなと勝手に思っていた。

あと、ギターの人女の子みたい、あとすごく友達に似てると思っていた。

 

気が付くとその週末だかにやるライブのチケットをeプラスにアクセスして入手していた。あの時お金をどうしていたのか自分でもわからない。

 

 

 

そして二度目のライブ、この時にはもう「ユズヒコ」だと思っていた人は「傷彦」であることを知っていた。

あと、ギターの人はジャッキーで、年齢不詳、出身不明…キャプテンズはあまり演者のプロフィールを公開するバンドではなかった。

 

私はジャッキーが12月15日生まれのB型で、好きな飲み物はカルピス(すごくかわいい)、好きなマンガはジョジョ(めちゃくちゃ可愛い)好きなバンドはピロウズであることぐらいしか知らなかった。

 

で、ここまでジャッキーのことを調べあげるまでになぜかすごくジャッキーのことを好きになっていた。なぜだかよくわからないけど恋に落ちていてそれが今もずっと続いているんだと思う。

 

 

今でこそ普通だが好きになりたての時は尋常じゃなくて学校でもバイト先でもジャッキーのことずっと話していた。それは就職してからもそうだった。どこか道端でジャッキーと出会って恋に落ちるの〜!と家で叫んで弟に心底引かれた。若いって怖いなと今なら思うが本当に好きだった。今も好きだけれどこの時は片田舎のバイト先にジャッキーが偶然現われる妄想を繰り返していた。

 

 

そんなジャッキーだが頭の中で妄想は繰り広げられているけれどライブに行っても話しかけることなんて恥ずかしくて出来なかった。恥ずかしいのと大好きすぎて、こんなカスみたいな人間とジャッキーは会話してはいけないんだと思っていた。

 

でも、ライブが終わった後にファンの方(グルーピーと呼ぶ)が思い思いのメンバーと話したりしているのが、ちょっといいなと思っていた。

本当はジャッキーが大好きなこと、応援していることを伝えたかった。

 

そして二、三度ライブにいった後に、大好きであることを手紙で伝えることに決めた。

 

迎えた4回目のライブでやっと、ライブ終わりにジャッキーの前にできる列に並んだ。

なかなか列が進まずに、ジャッキーのまわりに人が増えていって、あぁジャッキーは人気者なんだな・・・と思った。こんなオタクが顔向けできるはずもない・・・と思っていた時に、ボーカルの傷彦さんのファンの方がおろおろしていた私を見てジャッキーに「この子ジャッキーと話したいって!」って声をかけてくれた。

 

そしたら周りの人も私をジャッキーの前に入れてくれて人類の優しさに涙が出そうになったし目の前にいるジャッキーがなんだか神々しくて

 

 

「あ、あ、あの・・・・・」

 

 

とコミュ障フルスロットルだった。

 

 

 

そしてお手紙を渡すことができて、握手もしてもらって、帰りに世界がキラキラと輝いていた。

もう二度と手を洗わないと泣きながらお母さんに言った。結局その手は洗ってしまったけれどその時のうれしい気持ちはずっとずっと残っている。

 

 

それからジャッキーへのすきをこじらせた私はバイトと学校のない間にライブに通うようになっていた。

 

青いカラコンをして握手会に行ったときには「カラコンですか?・・・カラコンは目の裏にいったりいろいろあるので気を付けてくださいね」と言われたり(少し目薬を多めにつけるようになった)初めてブロマイドにサインを書いてもらった時にはもう死ぬかと思った。

 

ツイッターのアカウントをなぜか知られていて、ジャッキーにあこがれてギターを始めた時にお父さんから借りたエフェクターの写真のせてたら「あれはいいやつですよ!大事にしてくださいね」って言ってもらえたり(結局Fのコードをうまく押さえられなくて断念)IDにちなんでしょくぱんまんの絵をブロマイドに書いてもらったりした。

 

あと、ギターうまくなっていつかキャプテンズと対バンするんだという夢が私の淀んだ社会人生活の光にもなっていた。

 

 

ライブのパフォーマンスもすごく好きだったし、バンドのメンバーがみんな好きだった。なかでもギターのジャッキーが大好きだった。今も、大好き。

 

そんなこんなで過ごした五年間、私も変わった。ジャッキーも変わった。いろんなことが、周りでも変わっていった。

 

彼の奏でた音楽が私に何度も前を向かせてくれた。キャプテンズというバンドが持つ明るさが何度も私を救った。

そんなバンドに対して私のできることはCDを買うことやライブに通うこと、ずっと大好きだと言い続けることしかないけれど。

ライブのたびにジャッキーに書いている手紙も、きっと大好きのワンパターンでつまらないものかもしれないけれど。

大好きでいつづけることしか、できないのだけれど。

 

いつか、きっともっと人気が出てファンとの距離も遠くなるのかもしれない。

物販でジャッキーに直接ライブの感想を言うだなんて、できないのかもしれない。

ライブのたびにせがんでしまっていたサインも、書けないのかもしれない。

握手をしたり念で「結婚してくれ・・・・!!!!」と祈ることもままならないのかもしれない(気持ち悪くてごめんなさい)

 

でも、いつか、そういう日を祝福したいとも思っているし、いつかジャッキーが素敵な女の人と結婚をしたらそのお祝いもしたいし、自分が素敵な人と結婚をしたらブロマイドに結婚おめでとうって、書いてもらえる日が来たらうれしい(最近の妄想のネタ)

 

・・・ってジャッキーへのガチ恋衝動がさらに気持ち悪い形になってしまったことの報告ブログでした。

 

 

今日もライブにいくけど!大丈夫かな!!!!!気味の悪いファンで、ごめんなさい・・・

 

 

このブログを本人が目にしないことを切に祈ります。

 

 

おわり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!