ささくれになりたい

塚田くんのささくれになりたい塚田担、最近トラジャが気になる。懐古したり、妄想したりします。

ザ•キャプテンズ

ザ•キャプテンズというバンドがあります。

ジャンル的にはグループサウンズという、ちょっと古めかしいロック、タイガースのような音楽をしているミリタリー衣装に身を包んでいるバンドです。
ただ、ジャンルに囚われず今風のロックや様々な時代、ジャンルの音楽を取り入れており、長い音楽の歴史の中にあるいろんなエッセンスを詰め込んだまさに現代に帰って来たグループサウンズといった印象です。
そしてこのバンド、ボーカルの傷彦さん(薔薇から生まれた薔薇王子)が失神します。ステージでです。その傷彦さんを観客みんなの傷彦コールで復活させます。ちなみにボーカルの傷彦さん、宝塚が好きです。彼の作る歌や言葉に多大なる影響を与えていると思われます。

…と、バンドの概要をざっくり職場の先輩に説明したら「…コミックバンド?」と聞かれたことがあります。違う、そうじゃない。

そんなバンド、ザ•キャプテンズが私は大好きです。足を運ぶことのできるライブには行きます。知っている曲の数も増えました。じゃあ、なんで好きなんだろう?
「うるせー!なんで好きって、なんか好きなんだよ!」っていつもなら通り過ぎる疑問ですが今回はちゃんとこの疑問に捕まってみます。

私がキャプテンズを好きな理由、それは「音楽が楽しいから、ライブが楽しいから、メンバーみんながどこかしらなぜかツボで好きだから」かなと思います。

まず、キャプテンズの音楽についてなのですが、とにかくポジティヴ。あと、歌詞の内容は「俺とお前のラブソング」だったり「お姫様を探す王子様」だったり、昔の少女漫画から出てきたような世界観で現実のことを気にせず楽しめるから私は好きなのかもしれません。あともともと、ちょっと前と思われがちな音楽が好きだから…ですかね。ネイビーズとか、小学生の頃好きでよく聴いてた。で、なんで古い音楽が好きなの?って言ったらごめんなさいまだ言葉に出来るスキルはありません。なんか好き。

話は脱線しましたが、あとキャプテンズのライブは楽しい。音楽を楽しむのはもちろんですが踊ったり、キャーキャー言ったり、失神に驚いたり、楽しい。楽しい。楽しい。うまく言葉にならないのでよかったら一度ライブに足を運んでみてください。バンドのグルーヴ、傷彦さんのまっすぐな歌声、生で楽しんでほしいです。

グループサウンズ、って。さっきも言ったけど「ちょっと古い」イメージだと思います。私も、そう思ってた。あんまりこういうジャンルの音楽をやるバンドもいない。でも、その音楽は誰かがどこかで奏でないとそのまま死んでしまうんだと思う。だからこそ、キャプテンズグループサウンズを愛し、奏で続けるのはグループサウンズを守り、広めていく上で大切なことだと思うしかっこいいと思う。「最後のグループサウンズ」を背負う、このバンドがかっこよくて、私は大好きです。
これからキャプテンズを好きな人が増えて、グループサウンズがやりたいって人が増えますように。懐かしまれるだけじゃなくて、もっともっと、今を生きる音楽になりますように。キャプテンズグループサウンズももっと大きな存在になって、またいつかのあのときみたいにグループサウンズが音楽の世界を引っ張っていく、そんな光景を見てみたいです。

こんな感じで。えむえむでした。